本自体に興味なかった僕が小説に興味を持ったきっかけの小説
みなさんは本読みますか?本読むの好きですか?僕は高校1年生まで本には一切興味がありませんでした。しかし、ある本を読んでから小説に興味を持っていろんな小説本に手を出すようになりました。今回は本自体に興味なかった僕が小説に興味を持ったきっかけを話そうと思います!
こちらの本です。「未必のマクベス」と言います。この本が初めてまともに読んだ小説本です。この本は主人公が商談でバンコクまで行き、その後には澳門にも行くのだが、その時に娼婦からこんな言葉を告げられてしまう。「あなたは、王として旅を続けなければならない」この言葉を告げられ、その後は香港法人の代表取締役となり、出向を命じられて波乱万丈な展開が待ち受けている犯罪小説であり、恋愛小説でもある内容である。また、簡単にいうと題名に「マクベス」があるため、現代のマクベスと捉えてもいいでしょう。ちなみに筆者はマクベスを読んだことがありません。
小説に興味を持ったきっかけは1年生の時の国語に習った芥川龍之介の羅生門を真面目に読んで真面目に勉強したからです。内容を理解するためにいっぱい読書をし、ノートを何回も確認していたのでそこから小説って面白いんだなぁということに気がつきました。そこから芥川龍之介と芥川賞につながって、一つの本をちょっとだけ読みました。それがピース又吉さんの「火花」です。最初はちょっと読んでみるかーって感覚で読み、ふーん面白じゃんという感覚で読んでたので、大きな感動や小説の面白さなどはほとんど実感していませんでした
そこから2年生になったのですが、当時の僕は現代文の読解が本当に苦手で、さらには推薦対策で小論文の練習もしていた時にも課題文の読解が必要だったので、このままだと、大学でも本を読まないといけない機会があるのにこんなのもできないんじゃ大学で絶対苦労するし、そもそも大学すらも入れないと危機感を感じました。そこから本を読もうと思ったのですが、自己啓発本や新書本などはさすがに読む気になれませんでした。そこで前々から気になっていた小説を読んでみようと思いました。そして本屋に行ってみました。たまたま通りがかったベストセラーの欄を見たら、先ほど紹介した「未必のマクベス」がありました。題名になぜか惹かれて、裏の内容を見て、そこから興味を持ちました。また、あの林修先生が言っていたことを思い出しました。「本を選ぶときは1ページ目の1行目を見て判断をしている」と。それを思い出して見て見たら、「旅」という言葉が入っていました。この時の僕はオーストラリアとアメリカに行った後だったので特に海外の旅にとても興味を持っていました。そこからさらに興味を持って買ってじっくりと読むことにしました。
読んだ感想ですが、マクベスという作品がわからなくても面白く読めれるのですが、マクベスを知っていたらもっと面白く読めたかなぁと思いました。この内容はマクベスと同じ出来事が現代で起きているんだと感じました。そうしたら、マクベスを知っていたらもっと面白く読めたと思っています。また、ネタバレになるといけないので多くは語らないですが、意外な展開が何度もあったのでそういった展開があるのが好きな人はとても興味を持って読めます。そして、これは完全に個人的な話なんですが(ネタバレだと感じたらごめんなさい)、この小説の登場人物の中に某北に関連する人が出てくるんですけど、この小説の舞台となっている年代とその人の行動を調べてみたら一致していて、僕らはその人がこの後どうなっちゃうのか知っているのでその人が現れた時にそれを考えながら読んだらちょっと鳥肌が立ちました。なのでその人を見たらそれらのことを考えて読んだら面白いかもしれません。
ちなみにですが、本を読み続けてから活字慣れしたのか読解ができるようになりました!
そこから小説に興味を持って、時間がある限りあらゆる小説本を読みました!いずれオススメの小説を紹介しようと思います!ここまで読んでいただきありがとうございます!読んだことない方がいましたらぜひぜひ読んで見てください!