怖い話
今週のお題「怖い話」
僕は幽霊の存在は信じるけど、ほん怖のような大げさで大胆に現れる幽霊は信じない人です。存在を信じる理由は、去年ごろにひいおばあちゃんのお仏壇の前を通った時に僕の頭が何かに乗っ取られるような感覚があって、最初は気づかなかったのですが、のちにこれはひいおばあちゃんが近づいていたのではないかと感じました。そのことから幽霊という存在は信じるようにはなりました。しかし、にわかに信じられない出来事が一つだけあります。今回はその話をしたいと思います。
それは僕が小学5年生の時でした。その時は夏の日曜日で遅くまでずっと野球の練習をしていました。長くてきつい練習も終わって帰ることになりました。いつも帰り道は何通りかあるのですが、僕はいつも狭くて人気が全くない道を歩いていました。夜になると人によっては怖いかもしれませんね笑。いつも通りその道を通っていたのですが、後ろに誰かがいると感じて後ろを振り返ったら、僕より歳が上の制服の着た女子中学生がいました。少し距離があったので顔とかはわかりませんでしたが、ただ暗そうに少し下を向きながら歩いていたのはわかりました。なんとなくだったのですが、ちょっと不気味な気がしてその女子中学生を少し気にしながら歩いていました。
何回か振替ながら歩いていました。3〜4回目ぐらいに振り返った時のことでした。なんと、その女子中学生が消えていました。最初は右に曲がったんだなと思っていました。一応その狭い道には左には建物があり、右には別の道やお家などがあります。しかし、
「ん?ちょっと待てよ。あそこ右に曲がれたっけ・・・?」
と感じて、戻ってみました。そうしたら、右も左も曲がれそうなところがありませんでした。
「え、まさか、幽霊!?」
と怖くなってしまってそのまま走って家に帰りました。
そこからしばらくの間、その道が怖くて通ることができなくなりました(今は大丈夫です)。あの女子中学生は幽霊だったのか、それともちゃんとした人間だったのか、はたまた、僕の幻覚だったのか、未だにわかりません。
夏の狭かったりで人気の少ない道には気をつけてください。何が出てくるかわかりませんよ・・・?
以上怖い話でした。ここまで読んでいただきありがとうございます。