どうも!なっとぅです!今回は続編が出されて、多くの人が見たであろう海外ホラー映画の「IT」。この映画に出てくるピエロのペニー・ワイズはモデルと思われる人物がいたと言われています。ということで、今回は「IT」のモデルになったピエロについて触れていきたいと思います!
アメリカ人にとって、ピエロとはとても怖いと思う存在であり、中には「ピエロ恐怖症」の人もいるぐらいだそうです。有名人で言えば、ジョニー・デップなんかがピエロ恐怖症だと自白しています(にもかかわらず、家にピエロの絵画があるという噂があるのはここだけの話です笑)。
なぜピエロを怖がるのか、それは感情が読み取れないからだ。特に現在、欧米の人たちはマスクつけるのに抵抗があり、ドイツではマスクをつけるなというデモが起きたぐらい、マスクをつけたがらないです。欧米ではマスクをつける人は銀行強盗などの悪行を行う奴という風潮もあり、このことからマスクをつけたがりません。彼らは感情を読み取る時に口を見ます。そこで口を隠されると感情を読み取れないから怖いという風になります。そして、ピエロの場合はメイクアップされていることから感情が読み取れないから怖く感じるのです。そして、ホラー映画である「IT」や「Joker」などでピエロが悪役として起用されることで、さらに怖さを増しているのです。
ピエロが怖いと思われるようになったのは、現実世界で連続殺人事件が起きたからなのです。その連続殺人事件を起こした人物の名は「ジョン・ウェイン・ゲイシー」と言います。
1972年から1978年の6年間で少年を含む33人を殺害した人物です。そして、彼は異常な性癖があり、ゲイであることから少年を強姦や拷問をしていた。一度15歳の少年と肉体関係を持って逮捕されました。釈放されるのですが、ある青年をナンパして共に一夜を過ごしたのですが、その朝にゲイシーが目が覚めると、青年が包丁を持って立っているのを見て、震え上がってしまい、ナイフを取り返してその青年を殺してしまいました。しかし、その青年は別にゲイシーを殺したかったわけではなく、ゲイシーのためにサンドウィッチを調理していて、ナイフを持ったまま起こしに行こうとしただけのようです。そしてゲイシーは死体を床下に隠して、これを機に彼は殺人することに快感を覚えてしまったのです。彼は女性と結婚し、休みの日はピエロの「ポコ」に変装して、社会活動に積極的に参加していました。しかし、裏では殺人ピエロとなってパーティで知り合った少年に「ポルノを見ないか?」と誘い、その少年たちに手錠をかけ、凶器で脅し、強姦や拷問、殺人をずっと繰り返し、その人数は33名となりました。
そしてある少年が帰ってこないことから警察に通報し、そこでジョン・ウェイン・ゲイシーを疑った警察は彼の家宅捜査に入り、石灰や塩酸を撒いた29体の死体が床下の汚水に浮かんでいたことがわかり、川には4対の死体が浮かび上がっており、そこから彼は33名を殺害したことが明らかになりました。
彼はその後、面会中に18歳の少年を34人目の被害者にしようとするも監視によってバレてしまい、間一髪で殺人未遂で終わり、薬物注射による死刑によって死にました。
これが「IT」に出てくるペニー・ワイズのモデルだと言われています